DAYSプログラム(2021.11.18~11.19) 
2021/11/24 Wed. 16:05 [edit]

2年ぶりの奈良少年院。
新型コロナウィルス蔓延により、延期、中止と
本当にお久しぶりの動物介在活動です。

玄関の在院生作のWelcome Board。
今年は名前の列挙じゃなくて、Dog's smile様だった😆

我が家からは、この2犬。
どうして後ろ向きかと言うと、家に戻ったオットをひたすら目で追っている🤣
因みに、お出かけの際は必ずワタシ、時々犬たちが決まって待たされるなり。
まるで女子のように支度の遅いオット(余談でした 笑)

さぁ、出発だーーーーーーッ
気合いを入れたガブリエル💪 ウソです。ただのあくびです。

チリチリの人とチリチリの犬。
微妙にお揃い。
横で失笑するワタシ(笑)

走行中は、ちゃんと伏せてます。
ガブリエルも、どんどん進化中です。

静かに犬たち挨拶中。
今回、本当なら在院生参加6名のはずでした。
が前日連絡があり、問題あって2名不参加に。
ってことは、犬も2頭キャンセル。
予定していたのにお休みしてくれたボラさんに感謝。
また次回よろしくお願いします。
今回も2日間の授業。
1日目は、軽いふれあい程度ですが、2日目は研究授業の授業参観。
1日目終了後、特別枠で別の2名の在院生の授業をガブさんと雨音ちゃんで
させてもらいました。
何故特別枠なのか…
が、犬にとって特別とか別でとか、全く関係ないのです。
犬たちの素晴らしい対応を見て、ワタシにとっての勉強となりました。
まぁ、その後も保護やら、シャンプーやら病院やらバタバタで
ちゃんと考えることも出来ず、オットとその後少し話をして消化する。
2日目、途中から大勢の観覧者がありました。
少年院の先生や、裁判所、弁護士さん、関係各所の方々の参観です。
院の先生より気にしないで普通に授業して下さいと言われてたので
フツーーーーにさせてもらいました。
人の緊張は、リードから犬たちにも伝わっていくからね🤣
院内での撮影はもちろん出来ません。
集合の時の画像のみで、説明することの見にくさは
皆さんの想像力で(笑)
参加犬のご紹介。

保護して丁度1週間目の卯月ちゃん。
今回は、犬初心者の少年とマッチング。
そして、預かりボラのyayaさんも今回初参加。
もうね、保護して間なしとは思えないほどに、犬も人もいい仕事してくれました。
人が好きで良かった。
目が見えにくいのと保護したてなので、お散歩は控えの雨音ちゃんに選手交代。
でも、ちゃんと帰りは卯月ちゃんを抱っこ散歩してくれました。
犬は年を取る。
そんなときでも外の空気を感じてもらうことは大事なんだよ。ってことを学習。

そして、心。
心を担当してくれたのは、名前からもご縁があった少年。
偶然ってすごいね。
珍しいことに人が多すぎてぷちパニックになった心。
その心の様子を、焦らず騒がず落ち着いて見守ってくれ
寧ろ私たちにその説明が出来ることに感動してしまいました。
フィラリア症でなかなか陰転しないので、色々制限ありつつ
人が守っていくことを身を持って知ってもらえたと思います。

そして、保護して1ヶ月半のめいぷる。
いきなり家庭生活問題なしで過ごしていて、一番向いてると思ったけど
まさかの挙動不審(笑)
ココでもやっぱり少年は動じなかった。
犬も少年もそのままを受け入れてて、動揺するのは大人🤣
長年生きていると、固定観念ってヤツが案外頑丈で
きっと「こう」、たぶん「こう」、絶対「こう」、コレは人を生きにくくしてるんだね。
そこを乗り越えた2日間は、とっても意味のあるものでした。

そして、ガブリエル。
オットのことが好きすぎて普段挙動不審になるのだけれど
今回いい仕事してました。
3度目のオットも(笑)
今回、はちべから新旧交代したわけですが
こういうインパクトのあるコは、何も言わずとも注目してしまいます。
でも、会話は必要なんだよ、オット。ってのが過去2回の授業でしたが
今回は違った。会話が弾んでいた😆
犬も人も、何度も経験することで絶対に進化して行きます、はい(笑)

帰りは、連日ともこの風景。
精一杯頑張ってくれてたんだと思います。
こんな経験をさせてもらえること、犬たちにはホント感謝しかない。
動物介在活動で伝えること…にちょっと力入ってたんですが
単純に「犬」のことを伝えるでいいのだと気付きました(今更かぃッ)
人からすると、犬は完全に弱者です。
その弱者を思い遣ること伝わるといいなぁと思ってましたが
そんなことは、保護経緯を話すだけでちゃんと自分で感じてくれてて
それを自分の身に置き換えるのは、これから先の人生で
たくさん経験すると思います。
保護犬たちと変わらないほどに、残酷な生い立ちが背景にあることも
今の時代は少なくないのだと思います。
親の虐待がニュースにもよく上がってきます。
それは決して子どものせいではないのです。 愛されて育つべきなのです。
今回出会うことが出来た少年たちが、どんな人生で、何をしたのかはわからないけれど
どっかで掛け間違ってしまったボタンを、ちゃんと留め直すために
今そばに居る頼もしい人たちの力を素直に借りられるといいなぁと思います。

いつからだって新しく生き直し出来ること
今を精一杯生きること
保護犬たちから伝わってますように。

少年たちが担当ボラさんに直接手渡してくれた手彫りの犬。
みんな対面で濃い2日間を過ごします。
仕事じゃないので想いを持ってしまうんですよね、母心で。
ワタシは担当ないので、先生からもらった(笑)
コレを作ってくれたときの気持ちと、実際に温かい命に触れた後の
手渡してくれたときの気持ちはきっと大きく違ってたと思います。
そして私たちは、このぬくもりのある木彫りの犬を眺めながら
みんなの未来を祈ってしまうんだろうな…

帰りの空は、神々しかったです。
知ることが出来ること、触れることが出来ること、経験できること
そして、いい人に出会えることで、充実した経験が出来ることに感謝。
体制を整えて招待下さる奈良少年院の先生方
時間も労力も惜しまず参加してくれるボランティアさんたち
仕事休んで参加してくれるオット
精一杯で一緒に頑張ってくれる保護犬たち
心から感謝します。 ありがとうございました。
いろんな気持ちを抱えて家路に着く度に、考える機会をもらえます。
脳の活性化(笑)
未来はきっと明るい。 それは自分次第。
いい場所を見つけていけますように。
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category: 動物介在活動
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