知ったつもりで知らなかったこと 
2016/08/10 Wed. 18:00 [edit]

朝ご飯
焦げた… 萎える…
1日のスタートは、真っ黒じゃなくって良かった!
うん、そうだ、そうだ。
Let's positive thinking!!
今日のブログは、犬とは全く関係のないお話です。
あしからず。

今日は飲むぞ。 今日こそは飲むぞ。
の気持ちを汲んで、ダイニングのテーブルに鎮座する梅原酒…
飲めてない。
てか、ビールも飲めないワタシが唯一飲もうと思うのが
梅酒。
でも飲めてない。
普段飲むという習慣がないので、気が付いたら寝る時間(笑)
今日は、オットが遊びで遅いらしいので 飲んだるッ
そんな日常の話から始まって、今日の話題は
自分へのまとめ。

先日、こんなフォーラムに行って来ました。
講演や映画上映。
女性のための依存症回復施設の2周年のイベントです。

衝撃を受けました。
何にも言えなくなりました。
今でこそ露出度の多い薬物依存
アルコール依存、ギャンブル依存などの物質依存
そして、その手前にスマホ、買い物、恋愛…
知っているようで、知らなかったんだなと。
依存症って、意志が弱いんじゃないの?
結局逃げてるんだよね
自分次第でしょ
そんな風に思いがち。
施設に繋がった人たちの
依存に行き当たるまでの壮絶な人生。
今は振り返ることの出来るそれまでの経験談を
涙なしには、聞くことが出来ませんでした。
「生きづらい」を目の当たりにした気がします。
辛かったよね。

講演で招かれていたのは、まだ26才のうら若き女性
仁藤夢乃さん。
中高生を対象に「衣食住」を提供し、支える
社団法人を設立し、代表をされています。
最初は軽い気持ちから…
ありがちな話です。
でも、リアルな話は、そんなどころじゃなかった。
帰る場所がない子等が居ること
家族が居ても帰れない環境だってあること
そこに至るまでに、手を差し伸べてくれる人
生きる場所、逃げる場所、本当に無いんだなって知りました。
仲間が居ても、救われることがなかったら
大人に騙され、どんどんと深みにはまっていく子どもたち。
自身の経験を生かし、彼女が救われた人の繋がりを糧に
寄り添い、女の子たちを支えています。
夜の繁華街を周りながら、全国各地からの相談を受け
施設経営もされている 女子高生サポートセンター colabo
(コチラは支援も受け付けているようです)

映画は 「ハンティング・グラウンド」
アメリカの数多くの名門大学で、長い年月もみ消され続けてきた
レイプ問題。
各大学での被害者数名がインターネットで知り合い
「なかったことにしない」という強い意志で発信し続け
小さな波が大きなうねりになったドキュメントです。
しかしながら、大学のイメージを守るためだったり
有名スポーツ選手であったり、明るみに出てもほとんど処罰の無い現状。
憤りを感じるし、重いです。
心身に傷を負った女性たちの勇気や信念。
トラウマを抱えながらも、立ち上がる意志、立ち向かうこと
勇気を持って自分を好きになると言うこと。
そんなドキュメンタリーでした。
今の自分には関係のないことかもしれないけれど
不運なこと、耐え難いことは、誰の身にも起こりうること。
もちろん悪いことは、悪いこと。
そこに至るまでが、決して「簡単に」ではなかったということを
知ることが出来たのは、自分にとって良かったと思う。
知らないままに言葉にするよりも、知って判断できることは
自分のためになる。
どこかで悩む人があるならば、こんな場所があるんだよって事を
知ってもらえるきっかけになればと書いてみました。
書くにあたって、どうしても上から目線になってしまうんじゃないかと
随分と悩みました。
参加してからもうすぐ1週間が来ます。
何も出来ることは無いかもしれないけれど
自分が知ったことを、伝える事が出来たらと思います。
今回は”フラワーガーデン”の2周年記念フォーラムでしたが
回復施設は、グループで経営されています。
一般財団法人 Oneness Group
依存対象の方の為の治療および社会復帰支援施設の運営
「依存症」になってしまうと、自分では、一人ではどうにもならない。
依存回復のためのプログラムで、仲間と一緒に回復を目指すそうです。
施設に入所する事を「繋がる」と表現されてました。
ワタシは入所したわけではないけれど
新聞で、メディアでしか知らなかったことを
自分の目で耳で知る事が出来たことを
同じく「繋がった」と思っています。
最後に
2年を迎えたフラワーガーデンさん、おめでとうございます。
そして、自分に向き合っている入所者さん、経験談をありがとうございました。
街を彷徨う女子中高生
まだ繋がってない人
心の荷物が下ろせますようにと祈ります
ランキングに参加しています。
応援のぽちり♪ ご協力お願いします。
Dog's smileで家族を待っているコらです↓
category: つぶやき
コメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
# |
2016/08/12 14:15 | edit
Re: =鍵※さま=
お久しぶりです。
コメントありがとうございます。
そんな現実をお近くで見られたんですね。
映画の中でインフォメーションがありましたが
虚偽の訴えも中にはあるようで、でもそれは全体の数パーセントに過ぎない
とありました。
虚偽で訴えられた方には、本当に辛い話だと思います。
間違いであったとしても、一度疑われるとずっとその視線があるらしいですよね。
亡くなられた方は、さぞ無念だったと思います。
そんな一面もあること、肝に銘じておきたいと思います。
この映画は、支援団体などではなく、実際に被害にあった子等が
立ち上がったことに意味があると思うんです。
泣き寝入り、無かったことにする等で、どんどん生きる力を無くす子等が居ること。
そこからどんどん落ちていくような現実が多い事などから
この映画の上映を選ばれたのだと思います。
物事には、多方向から見ることで
全く違ってしまうことは、つい最近経験したので
よくわかるつもりですが、今回ワタシの紹介が一方的に見えたとしたら
力不足でした。気をつけたいと思います。
*chico* #- | URL
2016/08/18 00:45 | edit
トラックバック
トラックバックURL
→http://dogsmile08.blog39.fc2.com/tb.php/2621-a8cd1bf7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| h o m e |