凛として 
2016/06/08 Wed. 13:30 [edit]

たくさんの供花で、りちゃが囲まれています。
我が家の愛犬なので、たまに記事に出てくる程度でしたが
たくさんの皆さんに心寄せて頂き
家族一同、心より感謝いたします。
ありがとうございました。
長らくの更新のお休み、ご心配をお掛けしてると思います。
実は、只今腰椎のヘルニアにて
注射、痛み止め、コルセットで安静状態で
座ってはいけない状態です(T-T)
少しだけ報告させて下さい。

苦しみもせず、眠っているようです。
何度も何度も呼吸を確かめる日々だったので
また呼吸を始めるんじゃないかと、胸のあたりを
何度も確認してしまいます。
朝、いつものように点滴・注射のために
病院へ向かおうとしていた矢先でした。
病院じゃなく、我が家で…りちゃが選んだのだと思います。
目を大きくぱっちりと開けて、深く息をして
6月4日 8時50分に天に召されました。

実は、1日置きに点滴に病院へ行ってました。
画像は、前々日の道中。
「ほら、青空キレイね」って、一緒に見上げたね。

毎日、毎日、見守りながらも
不安で仕方がなかったのですが
オットの居る朝を選んだこと
みんなで送れるように選んだのではないかと思います。
この日、お見舞いに来てくれるはずだったボラさん
りちゃに実際に会ったことのある方だけでなく
ひと目お別れを…と遙々お越し下さった方々のお蔭で
りちゃの思い出話やら、闘病の事やら、頑張った事やら
そんなりちゃづくしの会話にとっても救われました。
ありがとう。

日曜日の朝方は、土砂降りだったけど
天気予報を聞きながら、りちゃを送るときには
きっと晴れてるな…って予感がしました。
だって、りちゃだから。
遠く神戸、淡路島、キレイに見る事が出来ました。

見送りの時、またぱちっと目を開けたりちゃ。
規格外JRTと紹介していたりちゃが
小さく小さくまとまってしまいました。
みんなが待ってるよ。
たくさんのコらが、りちゃのこと迎えてくれるよ。
淋しくないね。
ワタシはとっても淋しいけど。

キレイな空に昇っていきます。
そんなりちゃを、私たちと同じように
見守ってたコが居ます。

しんどいはずのりちゃの側に
どうしても入って行くポーちゃん。
りちゃの入るベッドを変えてみても同じ。
何度か、よけて、怒ったら…

直ぐ傍、テーブルの下からりちゃを見守ります。
この姿を見て、もう何も言えなくなりました。
ワタシと同じ気持ちかも知れないね…

りちゃの側に居たいだけ居ればいいよって
そっとしておきました。

亡くなる前日の夜。
かなり無理矢理、やっぱり入って行きました。
りちゃが少々窮屈でも、きっとりちゃも嫌がってないよね。
でも、亡くなった日、次の日、ずっとリビングに
りちゃは横たわっていたのですが、全く側に寄りません。
その日は、お腹を壊してずっと震えました。
ポーちゃんなりに何かを感じたのでしょうが
やっぱりスゴイです、犬。
また、Hannaの時のように、忘れた頃に
探し始めて、動揺を見せるんだろうな…

お骨拾いを終えて、帰りの空。
どんどん晴れ渡る空。
10年前の広島ドッグパーク、大規模崩壊で保護された
HannaとRichard。
そこからワタシのボランティアが始まりました。
リックでも、リッキーでもなく、りちゃ。
コレは、広島でボランティアした方々から引き継いだ愛称です。
彼等もまた、普通考えられない人数のボランティアさんたちによって
救われた命でした。
過酷な環境を知っている彼だからこそ
いつも凛として、保護犬たちに接してくれたのだと思います。
Richard、長い間一緒に保護活動を支えてくれて
本当にありがとう。
後継者を育てる暇はなかったけど
持って生まれたその気質は、きっと訓練で出来る事じゃない。
あなたは、ワタシの誇りです。
色んな意味で立派でした。
素晴らしい犬でした。
ありがとう。
また会おうね。
最後に、元気だったりちゃも載せとこう。
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廃業ブリーダー犬レスキューの最終でやって来た
同じ規格外サイズのJRT bossを連れ帰った日
指導したりちゃのセンセ的動画。
この指導のお蔭で、みんなが問題なく
我が家の中に受け入れられていました。
りちゃー、ワタシ頑張るわw
りちゃに出会えたこと
深く大きい意味があったのだと
今つくづく感じています。
りちゃの飼い主だったことに
恥じぬように、進んでいくよ。
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Dog's smileで家族を待っているコらです↓
category: りちゃセンセ
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ありがとう »
コメント
ありがとう
はじめまして。
ずっとブログ拝見していました。
落ち着かないのにUPして貰えて感謝します。
ずっと卑怯な思うばかりで見守り隊をしてきた私でしたが今日の記事を見てどうしても書き込みたく失礼しました。
りちゃ先生…広島ドックパークでのレスキューだったのですね。
私が遅い結婚をした頃、何度か足を運び触れた場所です。
沢山のワンコ達が居て、もしかしたら会っていたのかも、触れていたのかも、と思ったら心がしめつけられました。
奇跡的に幸せを掴んでいたりちゃ先生、Hanaちゃんだったなんて。
知らないとは恐ろしいことですよね。
改めて出来ないじゃなく、自分に出来ることを探そう動こう…と思いました。
りちゃ先生…chikoさんの元にいけて幸せでしたね。
使命をまっとうした姿を、ありがとう。
りちゃ先生のご冥福心よりお祈りさせて下さい。
上手く今の気持ちを伝えられず申し訳ない文章ですが…
Chikoさん、ありがとうございます。
お身体に気をつけて、これからも頑張って下さい。
れん #- | URL
2016/06/08 15:09 | edit
追伸…。
スミマセン(泣)
hannaちゃんの名前打ち間違えてます。
ゴメンなさい。
れん #- | URL
2016/06/08 15:16 | edit
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
# |
2016/06/08 18:33 | edit
ずっとなんと声を掛けて良いのかわからずにいました。
私と*chico*さんを巡り会わせてくれたのは、りちゃせんせだったね。
一旦は保護活動を辞めようかと思っていたけど、今まで続けて来れたのはこの出会いがあったから。
感謝してます。
お空に帰る数日前に会えた事、良かった。
りちゃせんせ、お疲れ様。
ありがとう。
*chico*さん、どうかお疲れが出ません様に。
って、もう出てますね。(๑>ᴗ<๑)
無理されませんように。
misa #ZA9zVw0U | URL
2016/06/09 09:33 | edit
お悔み申し上げます。
chicoさん、オットさんのご心痛は計り知れないという気持ちですが、
ペットロスなんて言うものなんかでは無く、大きな大きな喪失感に
苦しまれているのではないでしょうか?
本当に、なんとお声かけして良いのか分かりませんが、いつものあの笑顔が見られる日まで、待っていますね。
お身体も、心の痛みも、ゆっくり癒して下さい。
影ながらお祈りしております。
Hisami #aiP0wTO2 | URL
2016/06/13 11:06 | edit
御無沙汰しております。_(_^_)_
れおんがうちに来て10年目。
そいゃ父親のりちゃは元気かなー?と思って、
久々に見てみて・・・。
推定ですが、16か7の大往生ですね。
>どっちだか忘れましたが、れおんの3つ上だった覚えがあります。
そのれおんも13歳と立派なシニアの領域に。
りちゃ、ありがとう。
れおんぱぱ #mQop/nM. | URL
2016/11/20 21:25 | edit
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