つぐちゃんの天性 
2015/08/06 Thu. 15:46 [edit]

昨日、こんなコとお出かけ。
Hannaちゃんのこともあるので、ほんの2時間程の外出。

「殺処分ゼロを目指す奈良の会」広報担当のYちゃんの
セラピードッグ活動の臨時お手伝いで、特養施設への訪問。
ワタシは、運転手兼ハンドラー(笑)

どのフロアーに行っても、喜んで下さる方々が
待って下さってました。
もちろん「キライ」「怖い」もありましたが、ちゃんと意志を伝えて下さいます。
「かわいい、かわいい」
「帰らんといて。ずっと居って」
「かしこちゃんやねぇ」
「お顔見せてちょうだい」
「また来てね」
「ありがとう」
「大人しいね-」
つぐみちゃん、たくさんの言葉をもらいました。
もちろん介助が必要だから入所されています。
でも、心はね、お元気だったりします。
一生懸命にその感情を話してくださるのは、とってもうれしい。
ワタシたちが極々普通に口にする言葉を
噛みしめるように考え絞り出してくださる。
ココでもちゃんと犬たちは、心通わせてくれます。
ずっと昔に、Hanna、アレックス、りちゃーどで施設訪問ボランティアを
していたことがあります。
体験で初めて施設に伺ったときには、胸がいっぱいで
何だか息が出来ないほどに苦しかったことを思い出します。
でも、続けていけたのは、犬たちが素晴らしかったことと
いつか行く道。 向き合えたからだと思います。

大きなコは、見た目怖いかもしれないけれど
小型犬よりもずっと許容範囲が広くって素晴らしいです。

1時間程度、施設内のいくつものリビングを回って
「さようなら」と外に出て、べたっと伏せるつぐちゃん。
お水飲ませたいのになぁ

彼女は、道路に捨てられて居たコです。
家庭生活を何も知らなかったコです。
ぐるぐる、ぐるぐる、ただひたすら回り、人の手からは逃げるので
室内でもなかなか捕まえられないコでした。
自分から寄ってくるのを、ただひたすら見守ったコです。
そんなつぐみが、施設のお年寄りの方々に
じぃーっと抱っこされてます。
ごそごそもせずに、時々は顔を見上げさえします。
ワタシは、つぐには何も言ってません。
つぐも、ワタシも初めての場所です。
でも、ワタシと入所者さんの会話や表情で
ちゃんと彼女なりに感じて、行動してくれたのだと思います。
空気読めるコです(笑)

ワタシね、育ててません。
でも、とっても誇らしかったです。
先月よりの学校訪問といい、施設訪問といい
ある意味、つぐの天性ではないかと思います。
人に捨てられたコが、人を癒す。
犬は、不要な感情を持たないからこそ
やり遂げてくれるのだと思います。
つぐちゃん、よく頑張った!
お疲れさん!!
赦す、癒す、信じる、与える
もし、神様が居るとしたら
人じゃなくって、犬なんじゃないかという気がしてきた。
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category: つぐみ@T・プードル
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