今も、ホストファミリーは我が家で可能なボランティアだと思って続けています。
並行して自分の住む地域の状況を調べました。
今年初めにセンター・県庁などに問い合わせをして、
奈良では、未だに成犬譲渡が行われていない事実を知りました。
ボランティアに入れないのか確認しましたが「ボランティアについては模索中である」とのこと。
この確認は、現場ではなく県庁にするのです。
現場に電話をかけてみたら
「9月くらいまでは譲渡のめどが立たない」
「僕らも行く行くは処分ゼロを目指していきたいです」
「僕らも新しいセンターに配属になるかどうかもわからない」とのお返事。
県庁よりは、ちゃんとした現状のお話をしていただいたような気がします。
電話口の向こうでは、犬たちの悲しげな鳴き声が聞こえていました。
鳴いてますね・・・そのコらは処分されるんですよね? 全部ですよね?
「そう言うことになりますね・・・」
残酷な質問をしてしまった。
その職員さんも、好き好んで処分しているわけじゃありません。
悪いのは放棄する飼い主・持ち込む飼い主なのです。
奈良では新しい「動物管理センター」が4月から稼働しています。
それでも、子犬・成犬関わらずすべての犬が処分され続けているのです。
「動物管理」とはどういう意味を持つのでしょうか?
Netで奈良の団体さんを見つけたので、お話を伺いました。
やはり、同じ思いを抱えておられました。
他にも食い下がって努力しているトレーナーさん・個人さんも居られるようです。
そういう方たちと、一丸となって交渉できたらなぁと思います。
しなければいけないのだと思います。
そしてあきらめの悪い私は、我が家に近い警察署に連絡をしてみました。
警察上層部と県との約束があり、届け主に対して「動物愛護法」を告知するということでした。
犬は拾得物として扱わないのが”愛護法”
と言うことは、奈良では現在、即管理センター=殺処分になるわけです。
処分に関しては説明せずに、拾得物か愛護法かと聞くわけです。
普通の感覚で、落とし物扱いより、動物愛護法で扱って貰う方がいいと思いますよね?
それをアピールせよと?
成犬譲渡をしているならともかく、すべて殺処分するというのにです。
そんなこんなを、やんわりと訴え続けたところ、警察署の職員の方は再考して下さり
今は、引き取り手のない犬の連絡を下さるようになりました。
最初に対応してくれた職員さんが、主にわんこの世話をして下さるようで
引き取るわんこは、みなこの職員さんに喜んで飛びつきます。
まだ、お若いイケメンな職員さんです(笑)
私と同じようにボランティアをしていた他府県のご夫婦が賛同してくれて
今は2家族で活動しています。
団体とは言わない個人の集まりです。
まだ、ほんの小さな力でしかありません。
身の丈にあった活動をしていきたいと思っています。
ホストファミリーさんや、里親さんと色々話の出来る近い関係でありたいと思います。
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