ヌーン。きららさま、しっとりツヤツヤ。
お鼻の具合はよろしいようです。
準備万端でございます。

さぁ、下々出発よ!

おっと、危ないわ。
ちゃんと座りましょ。
ここからは、そんなお姫さまの様子を下々が(笑)お伝えします。

到着し、まずは所用を済ませて欲しく
下僕が歩き回るが、姫さま散策のみでらっしゃいました。

ピンポ~ン♪
真新しいステキなお家から希望者さまが出てきてくださると・・・
お父さんの下駄の音にビビる

簡単にスルーして
「そうよ、そうよ。アナタが居てくださってよかったわ」的
お母さんに甘えるの図。
お父さんの淋しさ漂う悲しい背中(違)

まずは、お部屋に案内されたきらら姫。
お家と同じように天然木で作られた大きなサークルが
準備されていました。
他にもベッドやらピカピカ眩しかったです。
安全地帯に入ると、お父さんにもちゃんと愛想します(笑)

ちょっとそっとしておきましょう。
気持ちのよいくらいにたくさんの天然木で作られたお家。
和犬 きららにぴったりじゃないか!と心の中でつぶやく。
希望者さまは、ココをご覧になってくださって
今日は、きららの記事がないかと
夜な夜なチェックして下さって居たそうです。
もっと大きなコを想像して居られ、第一声は
「小さいなぁー」でした。
そう昔の柴犬って、中型でしたよね。
この頃の犬は、日本の住宅事情に合わせてか
みんな小ぶりになってしまった気がします。
ご夫婦と色々話をさせてもらって居る間
きららは、吠えることもなくお部屋の毛布に
伏せたり座ったり、寛ぎモードでした。
でも、突然吠えたと思ったら
外で郵便配達のバイクの音。
飛んで側に行ったお母さんに
「すごいわねーもう番犬してくれてる!」
と褒められましたの、オホホ。

ほらぁー、ステキな記念撮影!
いや、コレまでには何枚も撮ってるけどな。
さて下々は失礼いたします。
ついでにそのままお散歩に行ってもらうことにすると・・・

お母さんにぴとっ。
やっぱり淋しげにたたずむお父さん(違)

ご夫婦のお散歩コースに、初めて参加するきらら。
うれしそうな足取りで、コッチを振り向くこともなく・・・
頑張れきらら!とそんなに心配しないで帰宅した下々。

その日にはお礼のメールを頂き、平穏な様子に
安心したのもつかの間
昨晩「ご相談」とタイトルされたメールが・・・
きららが豹変してしまったようです。
何の前触れもなく突然。
預かりさまのところでも同じことがあったことをお伝えしていたので
確認のメールでした。
丁度、奥さまがお出かけの準備で髪を下ろし化粧をして
雰囲気が違ったのでそうなったのかと色々考えて下さいましたが
それは、周りの変化に反応したのではなく
きらら本犬の心の中の変化、なにかトラウマのスイッチが
押されてしまったのではないかと思います。
そしてパニックになって吠える、唸る。
そのときに不用意に手を出したり、なだめようとすると
咬まれるかもしれません。
突然に、変わってしまった環境に戸惑いの気持ちが
恐怖に変わってしまったのかもしれません。
預かりさまのところでは1週間で落ち着いたそうなので
その下積みを信じて、今は必要以上に構わないことを
お願いする。
きららに限ったことではなく
保護犬の心の中は、複雑な場合も多々あります。
日々の生活で見えてくるその子の心の奥
気持ちのその向こう側を思い遣ってくださるとありがたいです。
十分に、その子らの代弁をしているつもりですが
それでも伝わらないものもあるかと思います。
一度は深く傷付いた犬たちのことを迎えたいと
温かい目で見て下さる方々と犬の心が通じることを
一緒に祈って頂けるとありがたいです。
信用していいんだよ、頑張れきらら!
そして、ご苦労をおかけしますがSさま
よろしくお願いします。
余談:被災地の犬たちのこと
どこに募金をしたらいいのか?今どう動いたらいいのか?
そういったご相談をいくつか頂いています。
私たちも思いは同じです。
今すぐ何かしたいと思う気持ちは、わかります。
出向く方々が自分たちの長期間の滞在をまかなえるほどの
物資・資金を持って行かれるのであれば
問題は無いのかもしれません。
それでも今は、緊急車両や支援車両が優先だと思うのです。
現地に家族がいらっしゃる方々も、無理して車で行くことは
控えているような状態である今、犬のため、犬を助けると
勇んでいくのは、救助隊の混乱を招くのではないかと
思っています。
現地で被災から免れた方々が発信してくれるはずです。
物資調達した車両がスムーズに走れるようになってからでも
遅くないのではないかと思います。
現地の方々の中からの声を正しく伝え、必要なものを募る。
現地で迷子のコらを保護できる場所を現地で確保。
人手を、募る。
それは、もう少し先の話ではないかと考えます。
安全である場所にいる子らを助けるのではなく、災害救助隊の
入って居る場所のコらを助けるのですから。
その先導をするために行かれる方々があるのだと思いますが
現地の方々は、大変な状態であるからこそ
今私たちは、冷静に判断し動かなければいけないと思います。
焦らずに信用出来る団体を見極める。
それが自分の責任だと思って居ます。
それで、*chico*さんは何をするの?そう聞かれると・・・
ワタシは、被災地で元々頑張って居た方々の発信を待ちます。
それまでは祈り、待つことしかできません。
その間、人のために出来る事をしたいと思います。
きらら、新生活に入りました。
希望者さまのいきなりの試練です。
どうか一緒に乗り越えて欲しい。
これからの犬生を輝かせて欲しい。
頑張れ、頑張れ!!
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