
さて、大学の講義の後、バタバタと出掛けたのが
トライアル中のカイトのおうち。
「お、お母さん…」 小さくアピールするカイト(笑)

「ボ、ボクが主役やんなぁ~」
と、鼻の穴を膨らませるカイト(笑)

「お母さん、お母さん!!!」
実は、この日様子を見せてもらって、場合によっては
トライアル中止もありかなって思いながらお伺いしました。

他の犬が居る事で、カイトが落ち着くんじゃないかと
思ってましたが、案の定。
普段の姿よりも、ずっと落ち着いて居たと思います。
公園で保護されたときに、他に7頭のチワワ。
どう考えても繁殖犬じゃない。
そして、預かり家庭でも、2頭の先住犬たち。
ココが、生まれて初めてのぼっちです。
本当は、それはとっても幸せなことなんだけどね。
そこ、表現を間違ってしまったようで、お母さん以外受け入れない。
お父さんが帰ってきたら爆吠え。
お兄ちゃんが2階から下りてくる気配で、階段下から駆け上りながら
吠えて追い立てる状態が続いていたそう。

ワタシには、すんなり抱っこされる。
2週間が過ぎるまで、ワタシは全く知らなかったことで
アドバイスも出来なかったことが、悔やまれます。
そんな姿を見て、自分に見せる可愛い可愛い姿を
家族に見せられないことに、お母さんはとっても悲しかったそうで
先住さんの訓練所にも相談に行って下さったそうです。

依存しかけてるから、1週間くらい何処かに預けたら…
そうアドバイスをもらったそうですが
それは、一時しのぎにしかなりません。
帰ってきたら同じ事の繰り返しです。
いい機会なので、少し思うことを書かせてもらおう。
保護犬たちも、一番にお母さんに懐きます。
日々メインでお世話をしてくれる優しい人ですから
当たり前の話です。
少しでも、他の家族を受け入れないとしたら”執着”の始まりです。
モノでも、人でも、何に対しても
「執着」は、決して良い行動ではありません。
どんどん行動範囲を狭めてしまいます。
出来れば、臨機応変対処できる犬になって欲しいと思います。
お母さんが大好きならば、そこを利用して
お母さんの言うことは聞けるように持って行って欲しいです。

コレは、ワタシからの指示に従ってます。
きちんと声の主に視線を合わせています。

保護時と、数回しか会った事のないワタシの指示を聞けます。
全然問題ありません。
本来ならば、お母さんの所に逃げればいいわけです。
でも、それをせずに、ワタシの言葉に注目してくれます。
お母さんも上手に接触を避けてくれてます。
カイト、やれば出来るコです。
と言うことは、お母さんが言うことは絶対なんだって事を
日々時間を過ごす中で、遊びとして取り入れてもらえたら
今はお母さんはダメだよ。
お父さんのお膝空いてるね?
仕方無い、行くか。
あれ? お母さんよりずっと動かないよね。
寝心地いいかも…
どんどん自分で考えてくれるようになるかと思います。
迎えないという選択肢はなかったけれど、今の状態がよくないことで
お母さんは、正式譲渡をしてもいいのかと悩んで下さったと思います。
もっと早くに、お母さんを安心させて上げられたら良かった…
コレ、今回の反省点。

ほら、今度はお母さんの指示を聞いてます。
次にどうしたらいいかなって、自分で考えてます。
ふたりの距離と、(気持ちの)姿勢がとってもいいです。
保護犬の過去を想い、どうしても必要以上に
優しく接してしまいがちです。
でも、犬たちは今を生きてます。
今この瞬間が全てです。良いも悪いも、新しく学習します。
コチラ次第で、どうにでも転がるのです。
YDK カイトやれば出来るコです。
いいわぁ、この絵。 素晴らしい!!
正式譲渡を完了しました。

シートをご支援頂きました。
ありがとうございました。
カイト、とっても賢い姿を見せて
Dog's smileを卒業しました。
おめでとう!!
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