
土曜日のお話です。
オットが朝から大学の先生で行ってしまったのですが
普段の休日のように庭から戻るんじゃないかと、ジッと待つ健気なイッヌ。
と書き出しながら、まだ気持ちはドキドキ、モヤモヤ、ブルブルなんですけどね。

こんな夕焼けを見ながら

おでんを煮込み、余裕の土曜日だったんですけどね…
23:00ご飯を食べなくて、クレートの中に入ったままだったはちべの
きゅ~んの声で、オットが覗いて悲鳴。
まぁ大体ちょっとしたことで悲鳴を上げるオットなので
「またか」と思いながらそこに向かって顔面蒼白😱
地獄絵図 ってこんなのを言うんだろうな。
クレートの中が血の海。
クレート中に血しぶき。
一先ず、場所を作ってはちべを外に出して、どこからの出血かを確かめる。

あまりの出血で恐ろしすぎたのですが、こういうのを火事場の馬鹿力って言うのね。
家族3人で連携して、どうにかこうにか対応。
因みにコレは、一度片付けたての様子でかなりマシです。
バリケンの中に居たので、安全なはず。
小さなバリケンではなく、はちべが立ち上がっても余裕の広さがあります。
給水器で水飲むときにくしゃみして引っかけた?!
頭の中でぐるぐるぐるぐる🌀
閲覧注意↓

鼻からの出血です。
ポトンポトン、止まりません。
血が滴ってるので、動かせないので
一先ずかかりつけの奥さん先生に電話で確認し、アドバイスをもらって
止血を試みるも、余計に首を振ったり、くしゃみしたりで
正に惨劇の血しぶきを浴びる。
鼻の辺りを、保冷剤で圧迫する。
右鼻からずっと流れる血液。
こんなに出血して、貧血にならないかずっと口の中を確認しつつ
ただただ流れる血を拭き取り、押さえの繰り返し。
因みにはちべは、ぐったりすることもなく寧ろ「何?」って感じで戸惑っていました。
そのしっかりした姿に、とっても励まされつつも不安が押し寄せそうになるので
タオル出したり、シート出したり、血しぶき拭いたり、はちべの止血したり
とにかく止まってくれないかとドキドキと見守るのだけど、血の塊まで飛んでくる。
全く止まりそうにないので、救急に走ることにしました。
ワタシの車の後ろをフラットにして、シートを敷き詰め
窓にも目張り状態でシートを貼り、タオルケット敷き詰めて準備してくれたオット。
血まみれの服を交代で着替える間、庭の「立ち飲み八兵衛」を堪能して
バケツに溜まった水で自ら鼻洗ったはちべ。
車に乗り込むと…
C:「もしかして、血止まってない?」
O:「うん、そんな気がしないでもない」
息子:「どうする?行くのか?」
O:「一先ず予約したし、行こう」
息子が運転してくれたので、二人で保定して…
と思ったら、ちゃんと自分で寛いで乗ってくれました😂

止血の応急処置だけしてもらえるはずでしたが
到着したら、やっぱり止まってる…
そして、ルンルンで入り口を目指し、トイレスペースで用を足し
誰かに会いに来たかの喜びっぷり💦
時すでに深夜1時(笑)診察してもらうか、オットが相談に行ったら
「止まってるならば診察はいいでしょう」と言われて戻って来た。
そうよね、そうよね😂
そしたら、先生が出て来てくれて
「止まって良かったです。気をつけて帰ってくださいね」と
はちべの頭をナデナデ。
「安静にして、かかりつけ医さんがあると思うのでそちらに行って下さいね」と
お騒がせ状態なのに、気持ちよく見送って下さいました。
ありがたや。
帰り道、元気に自分の足で尻尾フリフリ病院目指し、
先生にあはんと愛想振りまいたはちべを見て
「良かった良かった。 親子で深夜ドライブもいいもんやな」と息子。
レースしてた息子が、振動も横Gも感じさせないように
優しい運転でみんなを運んでくれたことに感謝。
家に戻って、大惨事の片付けをするものの
落ち着いてみると、血だらけの怖すぎる風景に心が萎える。
新築クロスに飛び散った血しぶきを拭きながら
「これ、どれだけキレイに拭いてもルミノール反応出るのよ」とか
「この血しぶきはこの方向から、首振ったな」とか
CSIさながらのことを考えて、気持ちをごまかす。
でないと、ちょっと気持ちが保てません。
悪いことしか見えないので、ドキドキ過ごしています。
今、はちべはどんな感じ?
そんなことばかり考えてしまって、見に行って、何も手に付かなくなりそうで
掃除したり、想像の羽を広げてごまかしています。
ここから真面目な話。
犬は問題のない鼻血を出しません。
外傷もありますが、内的疾患、鼻腔内の腫瘍が破裂など
さらに調べてみると秋田犬には血小板減少症なども多いようです。
腸の出血の際も「リンパ腫」のお話を聞いています。
もしかしたら、鼻血もそのせいかもしれません。
まずは、血小板の検査キットが届き次第検査してもらって
近い将来高度医療設備のある病院を紹介してもらって
CT検査に行こうと思います。
その際には腸の方も診てもらいます。
鼻の腫瘍の場合は、手術の術がないので放射線治療ということでした。

恐ろしいほど血が染み込み血だらけだった手足。
ちょっと拭いた位じゃとれなかったんだけど
朝4時前にお風呂上がって、覗いたら自分で一生懸命に舐めてました。
部屋を片付けたとき、はちべを拭こうかと思ったけど「疲れてるだろうから安静優先で」と
そのままにしていたのに、起きたらキレイになっていました。
そんなのを見ると、和犬だなぁと思います。
切ないけど、立派だなぁって思います。

日曜日、朝から病院に行って、夕方にはとぼとぼと散歩にも行き
今日はゆっくりと思ってみんなで静かにしていますが
朝ご飯も薬も時間を掛けて完食してくれました。
検査もしてないので、ずっとドキドキ続いていますが
ちょっとしたことでドキドキモヤモヤしますが
はちべの様子を、こそっと(プライド傷つけないように)見守りつつ
自分をしっかり保って(←ワタシが)過ごしたいと思っています。
かつて経験したことのない血まみれの室内。
家族全員で動揺して、ただその時をやり過ごしていたけど
みんなが居てホントによかった…
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Dog's smileで家族を待っているコらです↓
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