もう二度と・・・

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さて、笑顔のこの方･･･


どうなることかと、密かにドキドキでしたが
１週間で、お迎えのお返事を頂きました。

来た次の日の朝、父と母が１度噛まれてしまいましたが、
それ以降は段々触らしてくれ今では普通に抱っこも出来、膝の上で仰向けで熟睡していたりとほほえましい仕草をしてくれます。
両親も情が移った様子で、勝手に改名（ネネ、昔里子に出した子の名前）してとても可愛がっています。

正直どうなるかと不安に思った時もありますが、今は家の中も明るくなり良かったと思います。

歴代の子等がチワワさんだったご家族。
ある程度の覚悟をして下さっていたとは思いますが
いきなり咬まれるのは、ショックだったと思います。
構いたくて、ケージの中のティファちゃんについつい手を
出してしまったお父さん。がぶりとやられたそうです。
「怖がってるからねって言ってるのに、お父さんが悪い」と
笑いながらお母さん。
まさか咬まれるとは思ってなかったお父さん。









ほら、お膝の上でヘソ天。

咬まれたことも、すでに笑い話にして下さってました。









ご両親がダメなら、ひとり暮らしをしてでも見ようと
覚悟してくれてたお姉ちゃん。
その覚悟は、ティファちゃんにちゃんと伝わって居たのだと思います。








取りあえず、リードを付けたまま様子を見て下さいとお願いしましたが
１週間で要らなくなったそうです。
ティファちゃんもちゃんと学習してくれてました。
今では、お父さんにお散歩コースの途中まで抱っこしてもらって
人家の無くなったところで、下ろしてもらうそうです。









ご飯の前にシートで「うんちでたよぉー」とワンワンお知らせして
ご飯の催促をするそうです。
普段はピンポンが鳴っても、鳴かないんだって。








ちゃんとね、ワタシたちにもご挨拶してくれました。
くぅーーーっ、なきそ。
でも、連れて帰られたら困るってカンジで、すぐにご家族の元に
戻っていきます。
家の中をグルグル走り回って、ご家族を見つめて
うれしいって表現してました。





『咬み犬』のレッテルを貼られ、「ホントに大丈夫ですか？」と
引き出しの際に念を押されたティファニーの保護でした。
でも、保護できてよかった･･･心からそう思います。
終わりよければ全て良し。

不器用な生き方しか出来ないこのコらを、思ってはいけないのだけど
不憫に思ってしまうのです。
ダメだったら、ずっとウチに居たらいいよ･･･そう思う保護は
家族に迎えられてのこの笑顔に、ホントは泣きそうです。
うれしくて、誇らしくて、少し淋しくて、複雑な感情で涙腺が緩みます。







ティファちゃん、可愛いと言ってもらいました。
もう二度と『咬み犬』と言って手放されることはないからね。
ちゃんと、ティファニーの可愛さを知ってくれてるから。
頑張らなくっていいんだよ。


ティファニー改めネネちゃん　Dog's smileを卒業しました。

「お若いのに大変な事してくれて、偉いわ」と言われました。
お若くないけど、偉くないけど
「犬は文句言わないので」と返事。
もっと気の利いた言葉は無いのか、自分（爆）

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レッテルを剥がす

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ティファちゃん、にっこりお出かけですの。

まだ先週のお話しだけど(^^ゞ
フリマ前日の土曜日のお話しです。








残念なことに、オットはティファニーをこんなに触れたのは
最初で最後らしい（笑）



そうです、ティファニーこの日お見合いに向かいます。











ティファニーは、咬み犬として飼い主に放棄されたコです。

施設でも、犬も人も寄せ付けず
保護時には、唸ることなく大暴れしていきなり咬み付くというような
かなり厳しい状況でした。









自宅に連れ帰って「家」に安心したのでしょうか
尻尾は下がっているものの、シャンプーもできましたが
病院での診察でも、オットに咬み付きました。
リードを付けたまま丸１日様子を見ましたが
咬むようなしぐさが全く無くなりました。











他所の知らないお家でも、尻尾の上がったティファニー。
自分で乗り越えてくれました。

ステキだよ、ティファちゃん。


なんのこっちゃない、ワタシは最初から足ふきも出来る状況。
抱っこも出来る。
他の人にも自分から寄って行って、手をペロペロ舐めて
触られそうになると、後にひょいとさがって逃げる。
そんなことを繰り返しているような状況でしたが
挑戦することにしました。











希望者さまに撫でられるティファちゃん。
初対面だったのだけどね(^◇^;)
スゴイ成長だと思います。
よく頑張ったと思います。

この笑顔に、涙が出そうになります。









とにかく、ワタシのことが大好きだけど
それは、きっと対象が変わっても大丈夫なのだと考えます。
人が嫌いなわけじゃないんだから。
自分のペースをジッと待ってくれる人には
ちゃんと寄っていけるコだと思っています。









このティファちゃんの笑顔を見て、何故こんなに悲しいのかというと
施設で見た彼女は、無表情で寄っても来ず、吠えることもなく警戒して
ただじっとコチラを見据えていました。

連れ出すと、怯えてのパニックではない
唸りもせずに咬み付くような危険さ。
この間、吠えることもなく、鳴くこともなく
ちょっと不気味な怖さでした。


ほぐすことが出来のか？
矯正出来るのか？
懐く事が出来るのか？


一か八かの保護だったからです。
オットは、随分安易に考えてましたけど＿|￣|○
もし、ずっと心解かなかったら･･･
「うちに居ったらいいやん」と言う考え（笑）


でも、ホントにオットの安易さのお陰で
助ける事が出来たのだと思います。
結果オーライでしたが、ココで皆が躊躇していたら･･･
引き取りOK出なかったら･･･

今のような姿を見せることの出来るティファちゃんは
「咬み犬」のレッテルを貼られたまま
もうこの世にいなかったかもしれないのです。
それを思うと、いろんな思いが胸に渦巻いて悲しい。
実際、こんな活動をしている私たちが
小さなティファちゃんだったから、何とかなると思えたのですから。









もちろんこの日の視線は、全て私たちに注がれています。
咬み犬だった彼女が、今唯一信用しているのが私たちだから。
まさか自分が置いて行かれるとは思ってないと思います。

でもね、彼女は自分で頑張ったから、きっと大丈夫。










ティファちゃん、トライアルに入りました。

ワタシが抱っこして手渡したけど、ちゃんと笑顔のまま。
私たちが玄関を出るときには、少し暴れていましたが
振り返らず、お暇してきました。





ずっとチワワを飼ってこられたご家族です。

色は違いますが顔が似ている子がいてたので写真だけで愛着が湧いてきています。
似ていた子が来た当初誰彼かまわず噛んだり、吠えたり大変でした。最後は全く問題なくなりましたが、何か懐かしく感じます。

と、ティファニーの様子をご理解下さってのお申し出でした。


「寄って来ても懐かないわ」と、可愛くないと思われるかもしれません。
とにかく、ゆっくり見守って頂きたいと伝えました。
この日、生憎ご家族は不在でしたので、ご家族の反応はわかりません。
ちょっとばかり心配ですが、お互いが無理する必要は無いと考えてます。
落ち着いて居るとは言え、問題のあった彼女ですから。


今は祈るような気持ちですが
ティファニー、トライアル中です。

頑張れ、ティファニー！
甘えていいんだよ。
ティファニーをスキだと言ってもらおうね！！

アナタの笑顔は、過去なんて見えないよ。
もうずっと笑ってていいんだよ。
レッテルなんて、ビリビリにしちゃえ！

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小さな宝石輝き始める

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保護して３日目。
ドアを開放したままのクレートから出てくるものの
気配が近付くと、さっと奥へ入り込む。


それでも、全く気にせずにそのままにしておくと･･･






外を覗いて見たり。
コソッと行動範囲を広めていきます。








黒犬さん、何か見つけたようですよ。







かってにグッグッと引っ張られる（笑）
ホントはビックリして飛んで逃げたいティファニー。




犬に散歩されてます（爆）




ティファニーがくっついてることに気付いてない黒犬さん（笑）







やっとお散歩止めてもらえて、部屋に帰って寛ぐティファさん。
お家間違ってるけどな。
そこは、リンダリンダのおウチだよ（笑）



我が家の群れは、走り回ってるとかややこしくない限り
みな知らん顔しています。
誰も構わない事がわかると新しいコたちは
安心してスキに探検して慣れていくことが出来ます。








４日目、正しいお家から様子をうかがうティファさん。
お顔にピリピリ感が無くなってきました。






自分から、どんどん距離を縮めてきたティファニー。
寄って来て、コチラが動かなければペロペロと手を舐めてくれます。






５日目には、余裕の笑顔かな。









保護して１週間経った咬み犬（レッテルの貼られた）ティファニー。










どうだッ！

咬まれてないよ。
咬んでないよ。



自分から、撫でてと手に顔を擦りつけてきます。
コレって、いつぞやのロビンロビンと同じ行動。
もう大丈夫かな。







安全地帯の側じゃないところで寛ぐようになりました。







みんなが寝てて、動きがないことがわかると
自分もそこで寝るまで、安心したようです。








名前を呼ぶと、寄ってくるようになりました。
もちろん撫でさせます。







ほらほら、もうヘソ天。








安心していいんだよ。
もう誰も、アナタに酷いことはしないから･･･

そう謝るしかない姿が、どんどん、どんどん変化しています。







PCする側にて待機中の図。



いつもすごいなぁと思うんですよ。犬たちが。

決してヤキモチ焼かないし、邪魔しない。
そっとして置いてくれる。
だから、こうやって自分から、自分の納得できるように
甘えに来ることが出来るわけです。

たくさん犬は居るけれど、誰ひとりこの姿のわんこに
ヤキモチ焼いて追い立てるような、空気を乱すようなことはしない。




犬が、犬のリハビリを先導してくれています。




お陰で、新入りさんは人の側に自分の意思で近付くことが出来
納得して早く受け入れてくれるような気がします。

今ではワタシに「遊ぼう！」と仕掛けてきます。
ちょっと乗ってやると、部屋を走り回るようになりました。
スゴイ成長です。
コレは、ロッタちゃんのお陰かもしれません。
（彼女がよくする行動なので）






もう一度人を信用して欲しいコなので
これから少しずつ、他の人たちにも触れていってもらいましょう。
もう準備は出来てきたような気がします。

今は、我が家の人間には、自分から近づけますが
これからは、もっと慣れてもらうようにしていきます。



何らかの理由で、心を閉ざしてしまったから
咬み付くことでしか表現できなかったティファニー。

ウチの中で、誰ひとり咬まれた者はいません。
咬む必要が無いからです。今までは彼女のペースで放置でした。
これからは、ペースを守ってやることから、コチラのペースに
合わせるように徐々にシフトしていきます。



１週間で大きく変化したティファニー。
もっともっとキラキラに輝けるように
見守って行きたいと思います。

咬み犬さんは、咬む理由を探ることから始まります。
咬ませない状況作り、咬ませないタイミング。
やっぱり、じっと観察することが重要。

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チワワ（♀）＠保護

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こんなに可愛い顔してますが、かなりピリピリしています。

人に対して、全く懐くような様子がない。
犬に対しても無関心で、孤立している。
触れない。咬み付く。
と言うようなことを聞いていました。

今回の保護は、咬まれ役のオットの出動です。
この保護のために、また休んでもらいました。
ワタシが咬まれては、日々のお世話に支障が出ますので（鬼嫁か）










７さいなのに避妊手術痕が新しいので、もしかして元保護犬？
また捨てられた？

抱えられること、前方高い位置から近付くとかなり怯えます。
極力怯えの元になる行動をしなくていいように
少しの間、リードは付けたまま過ごしてもらいます。
♀なのに青いリードだけど(^◇^;)










シャンプーは、大人しくさせましたが固まってしまいます。
コチラが様子を見ながらかなり気を遣ってのことです。
ココも咬まれ役のオットが、頑張りました。
命がけで（大げさ）












抱えられるのがキライなので、病院で診察台に乗せるとき
慎重になりましたが、こんな時にすっぽりと首輪が抜けてしまい
机の下に逃げ込んで、大暴れでオットを噛み続けました。

もちろん手袋を付けてましたので無傷です。
小さな身体で、必死の抵抗は見ていて可哀想になります。
どうしてココまで怯えてしまったのか･･･
エリカラをして、血液検査・ワクチンをしましたが
全く暴れることはなく、大人しくさせてくれました。













何を考えるのか、小さな声で遠吠えし続けます。

こんなに愛らしい姿で、人に対して怯えきった姿は
申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
そんな姿とは裏腹に、犬たちとは全く問題なく共存出来ます。
ココは、我が家のHannaちゃんよりずっとマシ。

フリーにしていても、咬み付かれるようなことはありません。
むしろ、名前を呼ぶと（付けたばっかりの）寄って来ます。
手を差し出しても、尻尾を丸めて舐めに来ます。
抱えること、急にしゃがんで手を出すようなことをしなければ
全く問題はありません。
お散歩も、他犬と上手に歩けます。
今日はシートでウンPをしたので、認識はあるようです。


唸らずに、いきなり咬み付くカンジなので
様子を見て、他のスイッチも探りたいと思います。
今のところ、唸ることも、吠えることもありません。
今は、必要以上に構うことはしません。
彼女に、様子を見させることから始めます。
少しコチラに興味を持ち始めたら
人の信用を回復すること、徐々に始めたいと思います。
尻尾が上がってくれるといいな。



仮名は　ティファニー　です。

　リンダに付け損なった名前（笑）
小さく可愛い顔に見合った笑顔を取り戻して欲しいです。
でも誇り高く上品に輝くことを願います。


小さな身体で、必死で暴れる姿は
初めて見るものではありませんが、彼女は本気です。
徐々に心がほぐれるように、一緒に見守ってもらえるとありがたいです。

怖いチワワ女子はいっぱいいるけど（笑）
彼女は、人が怖いのです。
ゆっくり、ゆっくりでいいからね。

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